尿を固めてニオイを包む 災害備蓄、車内備蓄に便利な携帯トイレです。 ■非常用トイレ 災害時のトイレについて 災害時、食料、水などと並んで重要な問題となるのがトイレです。 普段の生活ではあまり意識してないかもしれませんが、私たちは上水道、下水道がしっかり機能していて、排泄物や汚水などを水で流せる衛生的な環境にいます。 しかし、大きな災害などが起き上水道、下水道、電気などが止まると、とたんに水洗トイレの使用は困難になります。 私も経験があるのですが、住んでいるマンションが急に断水状態になったとき、水洗トイレが使えなくなり、お風呂の水でしのいだことがあります。そうした時に、トイレを済ませたあと水で汚物を流せるということがいかにありがたいかを痛感するのです。 ■トイレ不足から起こる問題 1：健康問題 トイレの不足によりトイレに行く回数を減らそうと、水分を取ることを過剰に控えて脱水症状になったり、排泄を長時間ガマンすることにより肉体的な健康問題が考えられます。 2：衛生問題 トイレが水で流せない場合などはトイレが不衛生になりがちです。 災害時はそうしたトイレを使用することやトイレ以外の場所で用を足すことを強いられる可能性が高まります。するとノロウイルスなどをはじめとした感染症が蔓延する可能性が高まります。 3：心理的な問題 普段の生活で、清潔な水洗トイレに慣れているわれわれにとっては、不衛生なトイレを使うことはそれだけで心理的なストレスとなります。（特に女性）また災害時は必要なときにすぐトイレが使えないといった環境に置かれることもストレスの要因となります。 ■非常用トイレの種類 （トイレに被せて使う、袋タイプ） 既存の洋式トイレやポータブルトイレに被せて使う非常用トイレ袋です。袋に液体を凝固させる ポリマーシートが備え付けられているものや、後から凝固剤を振り入れるタイプなどがあります。コンパクトに収納できるため、大量の備蓄に向いています。 （簡易式トイレが付属したタイプ） 段ボールなどの紙製の便器が付属したタイプの非常トイレです。 既存のトイレがない場合や車などで緊急的に使用する場合などに便利です。 （携帯タイプ） 持ち運びに便利なコンパクトな尿器です。袋の中に用を足し、中に入っているポリマーが尿を固めます。 尿以外にも嘔吐時などにエチケット袋としても使用することができます。コンパクトなものなので災害時のほか、車に据え置いたり、レジャー、登山のお供にも良いかもしれません。 （マンホールタイプ） 災害時のトイレ対策としてマンホールを活用する場合もあります。個人レベルで使用することはまずなく、多くは自治体の管理のもと設置されるケースがほとんどだと思います。 トイレ、排泄は人間である以上避けては通れません。もしもの時の為に家族や従業員必要な状況などを想定して、必要な数や必要な種類の非常用トイレを用意しておくと安心です。 〈仕様〉 素材：ポリエチレン、高分子吸水樹脂 パッケージ :Ｗ115×Ｈ205×Ｄ20mm　重量　50g 容量：600ｃｃ 〈セット内容〉 凝固剤入り蓄尿袋×18 ※18個入には持ち帰り袋は付属しません。